邪眼は月輪に飛ぶ/藤田和日郎 


見ただけで対象を死に至らしめる梟と老猟師の戦いを描いた1巻完結の短編。
映画を意識したような構成でした。

相変わらず老人、そして人外のモノが魅力的に描かれていますねぇ。
そしてやたら熱い。熱くてなんぼってくらい熱い。

藤田氏は、小難しいテーマだ何だの前に、まずエンターテインメントとして“見せる”のが上手いなぁと思います。
あれこれ考えずとりあえず読んだら、他のものは後からきっちりついてくるのではないでしょうか。

個人的には邪眼の描写が効果音(?)含め好き。
「わ」とか「ひあ」とか。(読んでないと意味不明か)
独特だけれど、凄く伝わるような不思議な感じ。

パッと見で「月輪」を「がちりん」と読めるような藤田ファンには問題なくオススメですよ。
らしさに溢れた作品かと。
同氏の他作品と比較するなら、短編「瞬撃の虚空」を元に更に濃くしたような感じでしょうか。

しかしファンとしてはやはり長編に期待してしまいます。
今週からモーニングで新連載「黒博物館 スプリンガルド」が開始されるという事で今からワクテカです。

カーテンコール 


からくりサーカス 43巻/藤田 和日郎   (クリックで購入ページ)


本日発売の最終巻。良い表紙です。
とりあえず厚いです。256ページ。
50ページ以上増えてるわけですが。
おかげで背表紙のバランスがちょっとおかしかったりします。

収録内容に関しては、このあたりの話は過去何度か書いているので省略。
(いずれ通してのまとめはやってみたいような、そうでもないような)
ほとんどの方が気になるのは、増えたページの内容でしょう。

最終巻未読の方向けにネタバレ抜きで追加内容を簡潔に説明すると、

・多くの方が期待するであろう、エピソードの追加、物語の描写の補足はほとんど無し

・「閉幕」後に追加部。期待とは違っていてもここまで来た人にとっては良いものかと

・スタッフロール


50ページも増えてるからといって過度な期待をしたら肩透かしくらうかも。
週刊連載時にがっかりしまくった人は特に。
まぁでもここまで来たんですから、ね。

誤解を招きそうな書き方をしておりますが、
決して連載時に比べてマイナス要素があるわけではないと思いますので、
そこはご安心いただいて良いんじゃないかと。


では、以下はネタバレで追加部の感想。
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閉幕 

「からくりサーカス」(藤田和日郎 著)が閉幕。
9年間、たくさんの人間に、人形に、言葉に、表情に、感情に、
頭を心を揺さぶられてきました。
具体的で細かい感想、思い出を書き始めたら丸一日でも全然足りない。
なんだかんだ言う事もあったけど、この作品に出会えて良かった。

とにかくありがとうとお疲れ様の気持ちでいっぱいです。
次回作も楽しみにしております。

終わってしまって寂しいですが、
WEBサンデーBACKSTAGEのメッセージによると、単行本最終巻では加筆されるようなので、
まだ楽しみは残っております。
その時にまた少しこの漫画について書いてみたいですね。


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○○の本当の戦いはこれからだ! 

という個人的にはなつかしのフレーズ。

今日放送されてた藤木直人のドラマ、中盤のみしか見ていませんが、
設定がどうにも「道士郎でござる」を彷彿とさせました。
近年の少年漫画、コメディー系では一番好きだったんですけどねぇ。
久々でしたよ、出かける際に朝早めに出て読んでから、なんて行動に出たの。
ネット上での評判も上々で安定していると思いきや、打ち切り丸出しの急展開で終了ですよ。
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幸せに おなり……だ… 

からくりサーカスなお話。

今週掲載分、あっさりすぎて賛否あるだろうけど、
毎度毎度、藤田和日郎は退場のさせ方上手だと改めて感じます。
何気に初登場から6年以上経ってるのか。長いなぁ。
単行本にして30巻あたりからか、・・・な展開が続いてますけど、しっかり締めてくれると信じたいです。

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